サンゴ礁生態系保全行動計画2016-2020モデル地区事業

内容

環境省による「サンゴ礁生態系保全行動計画2016-2020」の策定と実行のため、与論島がモデル地区に選定されました。

本事業では、地域で行えるサンゴ礁保全活動の1つとして、陸域からの負荷軽減措置について調査しました。

取り組み時期

2016年〜2021年

助成/委託元

本事業は環境省「サンゴ礁生態系保全行動計画2016-2020」より採択を受けて実施しました。

成果

本事業では、与論町のサンゴ礁に大きく影響する水環境についての調査や、陸域からサンゴ礁への負荷を軽減する方法に関する調査を行いました。

調査結果は環境省からの「提案書」として与論町へ贈呈されました。

境省「サンゴ礁生態系保全行動計画」はこちらから

今後に向けて

サンゴ礁環境を取り巻く1つに、水環境があります。与論島の土壌は孔の大きい石灰岩で形成されているため、陸水が海へと流れやすい性質にあります。

サンゴ礁生態系は貧栄養な海に形成されますが、陸域由来の過剰な栄養塩によって富栄養化してしまうと、サンゴにとって負の影響が出てしまいます。

海の再生ネットワークよろんでは、海域だけでなく、陸域からのサンゴ礁保全対策にも力を入れて取り組んでいきます。