与論島リーフチェック

目次
内容
リーフチェックとは?
リーフチェックとは、「ボランティアダイバーが行う、サンゴ礁の健康診断」のことです。世界中で同じ手法を用いて調査されており、与論島では2000年から毎年リーフチェックを行っています。
リーフチェックは、サンゴ礁の状態や人為的な影響を把握し、サンゴ礁の価値・保護の重要性を普及することで、サンゴ礁へのさらなる人為的な影響を減らすことを目的に行われています。
サンゴ礁モニタリング調査の内容
リーフチェックでは、海中でラインを引き、ライン上のサンゴ被度を記録します。
毎年同じ場所でデータを記録するため、サンゴ礁の状態がどのように変化しているのか把握することができます。
得られたデータは、サンゴ礁保全計画の検討材料として活用しています。
取り組み時期
与論島のリーフチェックは年2回、春と秋に実施しています。
秋はボランティアダイバーを募集して行うイベントですので、奮ってご参加ください。
協働メンバー
与論島内のダイビングショップ
リーフチェックは、与論島内のダイビングショップと、NPO法人海の再生ネットワークよろんの協働で開催しています。
ボランティアダイバー
ダイビングライセンス(Cカード)を持っており、ボードダイビングの経験がある一般ダイバーのみなさまに、リーフチェックを手伝っていただいております。
サンゴを研究する大学生
サンゴやサンゴ礁に関する研究をしている・それらの研究室に所属している大学生にも、リーフチェックを手伝っていただいております。

助成/委託元
与論島のリーフチェックは、与論サンゴ基金(補助金)で実施しています。
リーフチェックの成果
サンゴ礁保全活動の基礎データとして
リーフチェックは、海の再生ネットワークよろん設立前の団体時から、20年以上継続して取り組んでいます。
同じ手法で毎年継続してデータを取り続けることで、サンゴ礁の経年変化を把握するとともに、サンゴ礁保全活動を進める上での貴重な検討資料となっています。
サンゴ礁保全の普及啓発活動として
リーフチェックは、一般ダイバーや大学生とともに取り組んでいます。
リーフチェック参加者のサンゴ礁に関する知識や保全意識を向上するとともに、マスコミを通じた不特定多数へのサンゴ礁保全 普及啓発活動にもつながっています。
与論島関係人口の創出として
リーフチェックに参加する大学生や研究室は、毎年継続して与論島を訪れています。
サンゴ礁を見るためだけの滞在ではなく、与論島ならではの人との出会いや、島の良さを感じてもらうことで、与論島を知り好きになる、また与論島へ遊びに、調査しに来る、そうした関係人口の創出にもつながっています。
リーフチェックに参加する方法
与論島のリーフチェックに参加ご希望の方は、NPO法人海の再生ネットワークよろん事務局までお問い合わせください。


